PFFとは?
PFFはiシェアーズ 優先株式 & インカム証券 ETFといい、米ドル建て優先株式・ハイブリッド証券を対象とした指数と同等の投資成果をあげることを目指すETF。
ベンチマークについて
2019年2月1日に現在ベンチマークである「ICE上場優先株式&ハイブリッド証券トランジションインデックス」に変更されているのですが、調べてはみたのですが実態がよくわかりませんでした。ちなみに以前のベンチマークは「S&P米国優先株式インデックス」でした。
とりあえずニューヨーク取引所に上場している優先株式とハイブリッド証券を組み入れて算出した指数ということなんでしょうね。
ハイブリッド証券とは
ハイブリッド証券とは債券と株式の両方の性格を併せ持った証券のことで
劣後債、優先株などがあるようです。
劣後債は普通社債よりも元本と利息の支払いの順位が低い社債になっていて、例えば破産したときに普通社債の債務返済後に余ったお金で劣後債の返済がされます。株式は弁済順位がもっとも低いので社債と株式の中間的な位置づけということか。
優先株は配当(剰余金)や会社清算時の残余財産を普通株より優先して受ける権利がある一方、議決権に一定の制限がかけられた株式のこと。
日本では優先株が上場されるケースは少なく、たしか伊藤園がそうだったはず。
米国では優先株銘柄は多く上場されており、それらを対象に組入銘柄を構成しているのがPFFになります。
銘柄情報
基本情報(2020年07月23日)
基準価額 | $35.66 |
資産総額 (十億 USD) | $15.896 |
経費率 | 0.46% |
直近配当利回り | 5.63% |
配当月 | 毎月 |
チャート
新型コロナウィルス感染拡大に伴う景気後退の影響を受け、2020年3月には大きく下落しています。株式というよりは債券に近い性格があり、ジャンク債で構成されるJNKと比較しても同様の値動きをしていることがわかります。
JNKと比較したチャート
まとめ
普通株式より配当の高い優先株式を対象に組み入れられているので高配当です。価格変動リスクも比較的低いので配当目的の保有候補になりうる銘柄だと思います。
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