JNKとは?
JNKとはSPDR® ブルームバーグ・バークレイズ・ハイ・イールド債券ETFといい、ブルームバーグ・バークレイズ・ハイ・イールド・ベリー・リキッド指数の価格および利回りに連動する投資成果を目指すETF。
ベンチマークについて
ベンチマークである「ブルームバーグ・バークレイズ・ハイ・イールド・ベリー・リキッド指数」について運用会社のホームページには
ブルームバーグ・バークレイズ・ハイ・イールド・ベリー・リキッド指数は、平均を上回る流動性を備えた、公的に発行された米ドル建てのハイイールド社債のパフォーマンスを測定するように設計されています。
とあります。
流動性の高いハイイールド社債を組み入れて算出した指数ということかな。
ハイイールド社債とは
ハイイールド社債は一般に格付けが低くデフォルト(債務不履行)になる可能性が比較的高い債券で、「ジャンク債」とも呼ばれます。信用リスクが高いため、利回りが高く、ハイリスクハイリターンの金融商品ということになります。
このETFのティッカーが「JNK」というのも主に「ジャンク債」を組み入れた銘柄ということで分かりやすいですね。
デフォルトの可能性が高い債券を個々に投資するのは非常にリスクがありますが、JNKでは組入銘柄数が1,060(2020年07月23日現在)もある為、その点はかなりリスク分散されているのではないでしょうか。
多数の銘柄を組み入れることでリスクは分散しつつ、ハイリターンを享受できるということですね。
銘柄情報
基本情報(2020年07月23日)
基準価額 | $104.72 |
資産総額 (十億 USD) | $12.461 |
経費率 | 0.40% |
直近配当利回り | 5.69% |
配当月 | 毎月 |
チャート
新型コロナウィルス感染拡大に伴う景気後退の影響を受け、2020年3月には大きく下落していますが、比較的基準価額の変動リスクは低いと思います。
まとめ
ジャンク債を組み入れた銘柄ですが、組み入れ銘柄数が非常に多くリスク分散されています。価格変動が少ないので値上がりによる売却益の取得には向きませんが、逆に価格変動リスクの低い分長期保有で配当収入するのに向いているのではないでしょうか。
毎月、配当利回り5%超の高配当を見込めるので、毎月の不労所得を積み上げるには魅力的な銘柄だと思います。
めざせ月10万円の不労所得!!
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