SRETとは?
SRETはグローバル・X・スーパーディビィデンド・REIT・ETFといい、ソラクティブ グローバル スーパーディビィデンド REITインデックスのパフォーマンスへの連動を目指すETF。
ベンチマークについて
ベンチマークは「ソラクティブ グローバル スーパーディビィデンド REITインデックス」になります。ファンドの概要には下記のように記載されています。
指数プロバイダーが、グローバルで利回りが高いとしたREITのパフォーマンスに追随します。インデックスはSolactive社によりメンテナンスされます。
よく分からないですが、世界中の配当利回りの高いREIT30銘柄に投資して、ポートフォリオ利回りの向上を目指すというものだそうです。
用途別構成比率
用途別構成をみると約40%が「モーゲージREIT」というREIT銘柄が占めている。
このETFの約40%を占めている「モーゲージREIT」について発行体の説明ページを見て調べてみた。
ん~全然分からないので、モーゲージとREITに分けて確認してみる。
モーゲージとは
「モーゲージ債」という住宅ローンを担保にした債券。
住宅購入者が住宅ローンを借り入れると銀行は住宅ローン債権を持つことになり、銀行はこの住宅ローン債券を金融機関に売却する。金融機関は住宅ローン債券を複数まとめて証券化を行い、市場で売却する。これがモーゲージ債となる。
住宅ローンの借り手が銀行に返済した元金と利子が、モーゲージ債の支払原資になります。投資家はそこから支払われた元利金を受け取ります。
住宅ローンの借り手が返済を滞納した場合でも、多くは政府系機関や信用力の高い金融機関により元利金の支払が保証されています。比較的信用力の高い投資対象として捉えられています。
モーゲージ債には期限前償還というリスクがある。住宅ローンの借り手が繰上返済をすれば、投資家は投資元本の期限前償還を受けることになります。住宅ローンの繰上返済を決めるのはローンの借り手側ですから、いつ、どの程度の期限前償還があるのか不確定です。
そのリスクの分だけ、相対的に高利回りが期待できる債券になっている。
モーゲージREITとは
モーゲージREITは投資家から集めた資金を元に借金または担保でレバレッジをかけてモーゲージ債を購入し、その運用益や利息を投資家に配分するREITということになります。
銘柄情報
基本情報(2020年10月16日)
基準価額 | $7.88 |
資産総額 (十億 USD) | $325.073 |
経費率 | 0.59% |
直近配当利回り | 8.76% |
配当月 | 毎月 |
チャート(2020年10月16日)
2015年3月に設定されたETFなので、大幅な下落は新型コロナが初めてです。現在は半額以下に落ち込んでおり、他の銘柄のように回復には至ってないように思います。
まとめ
SRETは高利回りが魅力な銘柄ではありますが、組込み銘柄は30と少なく、モーゲージREITの割合が高いことから、相応のリスクを伴う商品だと思います。
とはいえ、高配当でありつつ、新型コロナの影響を受けて価格が大きく下落している今なら、様子を見ながら買い付けてみるのもよいかと。
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